「あなたの体が硬い原因は感情と関係あるかも」 SAIKO先生メルマガより2023.12.25
TCカラーセラピー開発者の
なかたさいこ先生のメルマガをご紹介しています。(2023.12.25配信)
「あなたの体が硬い原因は感情と関係あるかも」
昨日はまる1日解剖学の勉強でした。
めちゃめちゃマニアックな解剖学、まさか脳脊髄液の勉強をするとは思いませんでした。
人間の体は本当に神秘的で、とても、面白かったです。
背骨の中がどうなっているのかなんてあまり考えたことがありませんでしたが
まるで羊水に包まれて守られている赤ちゃんのような構造になっているのです。
赤ちゃんにあたる部分が「中枢神経」です。
っていうか、そもそも私たちがまだお母さんのお腹の中でたった1つの細胞だた時に、
お母さんの羊水をその細胞がもらって、細胞の中に取り込み、やがてそれが脳髄液になるのです。
そして、私たちのお母さんが、お母さんのお母さんであるお婆ちゃんのお腹の中にいた時から
既に「卵子」を持っていたので(胎児の時に既に卵子を持っている)、私たちはお婆ちゃんのお腹の中にいたということになります。
私たちは生まれた時、約200万個の原始卵子を持っていて、
やがその後思春期を迎える頃には約170~180万個に減少し、
二次性徴(初経)を迎える時には原始卵子が成熟して卵子になり、20~30万個へ消失し、
毎月約1000個ずつ減って行きます。
あなたのお母さんが胎児の時、既にあなたになるはずの原始卵子が胎児の中にあった。
だから、あなたは、お婆ちゃんのお腹の中にもいたのです。
そして、お母さんがこの世に生まれてあなたを生むまで同じ肉体の一部だったことになります。
話がそれました、、、
背骨の話に戻します。
背骨は、7つの頚椎、12の胸椎、5つの腰椎と仙骨でできています。
そしてこの脊椎1つ1つを動かす棘間筋、回旋筋、横突間筋という筋肉があり、
更にその上に、多裂筋といういわゆるインナーマッスルがあり、
その上に脊柱起立筋や広背筋などのいわゆるアウターマッスルと呼ばれる大きな筋肉があります。
背中の硬い人、例えば肩甲骨が動かない人や骨盤が硬くて動かない人は、
アウターではなくインナーにある小さな筋肉が硬くなって動かなくなっています。
アウターの筋肉で無理やり動かすと怪我の原因になります。
なので繊細で微細な動きの練習をして、インナーマッスルを動かせるようになると
可動域が上がり、柔軟性を取り戻すことができます。
ただ、動かない原因が、肉体レベルではない場合もあります。
インナーマッスルは感情と深いかかわりがあるからです。
ネガティブな感情とともに硬くなってしまっていることがあるのです。
その場合は、肉体ではなく感情にアプローチする必要があります。
また、逆に、ヨガなどで微細な動きをするような運動をしていると、
訓練によってだんだんほぐれて行き、硬さが取れるとともに、
その握りしめていた感情も一緒に開放されることがあります。
あるいは、瞑想をしている時に、今まで気づけなかった感情に気づいて解放されて、
肉体が調整されて行くというケースもあります。
ただ、その場合、瞑想訓練の副産物なので、瞑想をすれば必ず
身体の硬さの原因になっている感情と出会えるということではありません。
解剖学のほんの一部の話ですが、、、
面白いですよね。
身体って。
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