SAIKO先生メルマガより「神智学協会はヨーガや仏教にも影響を与えていた」2024.2.8
TCカラーセラピーの開発者SAIKO先生のメルマガをご紹介しています。
ここから転載になります。
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今日のテーマ
「神智学協会はヨーガや仏教にも影響を与えていた」
そうそう…
現代カラーセラピーの源流は神智学協会であるという話は、
以前のメルマガに書きましたが…
今の時代に伝わっているヨーガもそうですし
仏教や禅の思想なんかもそうですが、
東洋の思想や哲学が、西洋で受け入れられるようになったのは、
神智学協会のお陰なのです。
神智学協会が現れる前は、西洋の人にとって東洋の思想は、
植民地の思想なので、キリスト教中心の西洋では、排除すべきものであり、
その教えを学ぼうとする人はいなかったし、いたとしても異端とされ、魔女狩りなどで迫害されていました。
例えば、古代ギリシャの哲学なんかも、キリスト教の勢力によって、
一度、西洋から消えてしまいます…
だから四元素論などもそうですが、古代ギリシャやローマの哲学に関する文献は、
火で焼かれて無くなってしまったので、イスラムに伝わった文献を後の時代に、
逆輸入したのものなのです。
古代ギリシャの時代は、この前メルマガにも書いた通り、
東洋の思想が混在していたので、ヨーガの教えと思想がとても似ています。
神智学協会のお陰で、東洋と西洋の宗教観について議論されるようになり、
東洋の思想が次第に受け入れられるようになったのです。
例えば、ヨーガ哲学は、当時、インドの聖者ラーマ・クリシュナの弟子だった
ヴィヴェーカーナンダがアメリカに渡り、インドの哲学を伝えたことで、
その後、ヨーガが欧米に広がったのです。
同時期に、ブッタの教えとか禅の思想なんかも欧米で受け入れられるようになります。
神智学協会が現れるまでは、秘密結社という形で、
一部の人たちに、教えが伝わっていました。
フリーメーソンとか、テンプル騎士団とか、薔薇十字団とか…
都市伝説で悪いイメージがあるかもしれませんが、
それは、当時は、魔女狩り扱いされる思想でしたから、
悪い噂を立てることで、キリスト教以外の信仰者を抑圧していたわけです。
つまり、秘密結社とは、古代エジプトやギリシャから伝わる哲学や東洋の哲学などを学び、
キリスト教が絶対的なのかどうか確かめたり、この世の真理を探究する組織で、
目的は「世界平和」なのです。
（輪廻転生やワンネスの思想がベースになっている）
当時はキリスト教に支配され、政治に利用することで
人々をコントロールしていたので、そうではない思想は都合が悪かったのです。
現代のヨーガの教えも仏教も、神智学協会の教えという
フィルターを通したものが、今伝えられているヨーガや仏教です。
なので・・・
仏教の旗、仏旗（ぶっき）は、
『小部経典』の「無礙解道」に、仏陀が力をはたらかせる時、
仏陀の体から青・黄・赤・白・樺（橙）および「輝き」の六色の光が放たれる、
と書かれていることに由来するデザインなのですが、
実はこれ、神智学協会の創設者の一人、
ヘンリー・スティール・オルコットが提案したもの。
そのくらい、神智学協会の影響は大きかったのです。
そして、当時、秘密結社として活動していた団体にも
神智学協会の影響で、古代から伝わる様々な教え、
いわゆる「真理」とされている思想や哲学が影響を与えたそうです。
なので、神智学協会の存在がなかったら、
今頃カラーセラピーもヨーガも伝わっていなかったかもしれません。
私は、先に神智学を学び、神智学に影響を与えた
インド哲学に興味を持ち、学びましたが、
結局は一周回って神智学に行きつくと言う…
今年は、哲学・神秘学の勉強会を開催したいと思っていましたが、
これは、私が独り占めしないで、みなさんに伝えるべきだと思ったのです。
どうやって開催しようか悩んでいました。
今までは、資格取得のできる講座ばかり開催していたから。
でね、昨日ふと、良い方法が降りて来ました。
もう少ししたらみなさんに学びの場を提供しますね。
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